クレジットカードを不正利用されたら|確認・申告・停止の7手順
- 身に覚えのない請求は、利用先名・日付・金額・家族利用・サブスクを確認し、それでも不明ならすぐ発行会社へ申告します
- 補償の期限や起点は一律ではありません。JCBの対象カードでは明細通知後60日以内、三井住友カードでは原則として申請日から遡って60日前までと案内されています
- 不審なSMS・メールを発端に手続きするときは、本文のリンクを使わず公式アプリ・ブックマーク・公式サイトを開きます。フィッシングサイトへ情報を入力した場合は、使い回したパスワードも変更します
この記事は、カード自体は手元にあるのに、利用通知・利用明細へ知らない請求が表示された場合を扱います。 カードをなくした・盗まれた場合は、先に紛失・盗難時の7手順で停止してください。不正利用が疑われるときは、誤申告を避けるための短い確認を行い、不明な請求はそのままにせず発行会社へ申し出ます。
よくある質問
身に覚えのない請求を見つけたら、最初に何をしますか?
利用通知に知らない決済が出たら、確定まで待ちますか?
店へ連絡するのと、カード会社へ申告するのはどちらが先ですか?
不正利用なら、必ず補償されますか?
不正利用の「60日」はどのカードも同じですか?
フィッシングサイトにカード番号やパスワードを入力したら?
警察への相談は必要ですか?
FAQの出典: 消費者庁「クレジットカードの不正利用にご注意ください」/日本クレジット協会「クレカの正しい知識」/警察庁「フィッシング対策」/JCB「カード不正利用時の補償」/三井住友カード「身に覚えのない明細」/エポスカード「利用した覚えのないご請求」
不正利用が疑われるときの7手順
| 順番 | すること | 残すもの | 判断のポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | 請求表示を確認 | 利用先名・日付・金額 | 運営会社名や発送日で表示される場合がある |
| 2 | 自分・家族の利用を照合 | 注文履歴・予約・サブスク | 家族カードや無料期間後の継続も見る |
| 3 | 画面と経緯を保存 | 明細画面・通知・確認時刻 | 不審なURLは再度開かず文字列を控える |
| 4 | 公式経路から発行会社へ申告 | 受付番号・申告日時 | 発端となった通知のリンクを使わない |
| 5 | 調査・停止・再発行に対応 | 提出書類・回答期限 | カード会社の案内と会員規約に従う |
| 6 | 原因別の追加対応 | 変更したID・相談記録 | フィッシング入力時はパスワード変更と警察相談 |
| 7 | 登録先と後続明細を確認 | 登録先一覧・翌月以降の明細 | 再発行時は定期支払いとWalletを新番号へ更新する |
確認しても不明な請求は、その時点で発行会社へ申し出ます。 補償可否、申告できる明細の状態、停止・再発行の順番は発行会社ごとに異なります。
表の範囲と「60日」の違いを開く
この表は個人向けクレジットカードの一般的な初動です。デビットカード、プリペイドカード、法人カード、カード自体の紛失・盗難では窓口や補償条件が異なります。
JCBの案内はカード番号が「354」「355」から始まる対象カードについて明細通知後60日以内の届出、三井住友カードの案内は原則として申請日から遡って60日前までです。同じ数字でも起点が違うため、共通の猶予期間として扱いません。
端末内チェック
不正利用対応7手順チェックリスト
7項目残っています。 次は、利用先名・日付・金額を確認する。
チェック状態はこの端末のブラウザ内だけに保存され、外部へ送信されません。共有端末では「すべて外す」で削除してください。カード番号・暗証番号・パスワードは入力しないでください。
手順1・2:誤申告を避けるため、請求表示を短く確認する
明細の利用先名が実際の店舗名と一致するとは限りません。運営会社名、商業施設名、決済代行会社名で表示される例があり、購入日ではなく発送日・予約日・サービス提供日が利用日になる場合もあります。利用先名だけで判断せず、金額と日付も組み合わせます。
次に、家族カード、共有端末からの購入、月会費・年会費、無料期間後のサブスク自動継続、予約商品を確認します。自分の契約による継続課金や商品未着、二重請求などは、発行会社から利用先への連絡を案内される場合があります。
出典: エポスカード「利用した覚えのないご請求」/楽天カード「ご利用覚えのない請求」/三井住友カード「身に覚えのない請求」
手順3・4:記録を残し、公式経路から発行会社へ申告する
不明な明細の利用先名、日付、金額、カード、表示された画面、気づいた日時を保存します。フィッシングが疑われるSMSやメールは、リンクを再度開かず、送信元表示とURL文字列、受信日時を残します。
申告は、身に覚えのない請求を知らせた発端の通知リンクではなく、公式アプリや普段のブックマークから行います。自分で申告した後に発行会社から届く連絡は、公式アプリや公式窓口で案内方法を確かめて従います。消費者庁と日本クレジット協会は、身に覚えのない利用明細を見つけた場合、すぐカード会社へ連絡するよう案内しています。
手順5:調査・カード停止・再発行の案内に対応する
発行会社は、申告された利用について調査し、カード停止や再発行、書類提出を案内します。JCBは、調査の結果、第三者による不正利用と認められた場合に会員規約に基づき請求を取り消すと説明しています。補償適用外の例として、必要書類を提出しない場合や調査に協力しない場合なども示しています。
エポスカードは、覚えのない利用の調査申込み完了時にカードが即時停止され、その後再発行を申し込む流れを案内しています。停止のタイミングや再発行の操作は発行会社によって異なるため、他社の手順を流用しません。
出典: JCB「カード不正利用時の補償」/エポスカード「利用した覚えのないご請求」
手順6:フィッシング入力時は、パスワード変更と警察相談も行う
フィッシングサイトにカード情報を入力した場合はカード会社へ相談します。ID・パスワードも入力した場合、警察庁は、その組み合わせを使っているすべてのサービスで速やかにパスワードを変更するよう案内しています。
フィッシング被害は、最寄りの警察署または警察庁が案内するサイバー事案のオンライン窓口へ通報・相談できます。偽サイトのURL、受信したSMS・メール、入力した情報の種類、発生日時などを整理します。
出典: 警察庁「フィッシング対策」
手順7:登録先と後続の明細を確認する
再発行でカード番号が変わった場合は、公共料金、携帯料金、インターネット、サブスク、通販の定期便、Apple Pay・Google Pay等のWalletを新しいカード情報へ更新します。すべての支払先が自動更新される前提にはしません。再発行されなかった場合も、この登録変更だけを「該当なし」とし、後続の明細確認は続けます。
調査結果や返金を確認して終わりにせず、翌月以降の明細も確認します。同じサービスのアカウントが乗っ取られている場合や、別のカード情報が登録されている場合は、追加対応が必要になることがあります。
まとめ:短く確認し、不明ならすぐ発行会社へ申告する
- 利用先名・日付・金額、家族利用、サブスクを確認する
- 明細画面と経緯を保存し、発端となった通知のリンクを使わず公式経路から申告する
- 発行会社の調査・停止・再発行へ対応し、フィッシング入力時はパスワード変更と警察相談も行う
- 再発行時は定期支払い・Walletを更新し、再発行の有無を問わず翌月以降の明細を確認する
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個人向けクレジットカードの利用通知・利用明細に、身に覚えのない請求が表示された場合の一般的な初動を扱います。カード自体の紛失・盗難、デビットカード、プリペイドカード、法人カード、商品未着・二重請求・解約済みサービスとの契約トラブルは、別の窓口や手続きになる場合があります。
本記事の内容は各公式サイトで確認した情報(確認日: 2026-07-23)にもとづく整理です。補償の可否・期限・調査・停止・再発行はカードごとに異なるため、発行会社の最新案内と会員規約に従ってください。