リクルートカード(JCB)の旅行保険|対象になる支払いと家族の条件
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- リクルートカード(JCB)の海外旅行保険を使うなら、出国前に航空券などの対象交通費をこのカードで払います。持っているだけでは対象になりません
- 海外での治療費は、ケガ・病気それぞれ100万円限度。「最高2,000万円」は死亡・後遺障害の金額で、病院代の上限ではありません
- 家族カード会員も利用条件を満たせば対象です。ただし、カードを持たない子どもなどに補償が広がる家族特約はありません
申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
利用付帯とは、指定された料金をカードで支払うなどの条件を満たして初めて使える、カード付帯保険の仕組みです。リクルートカード(JCB)は海外・国内ともに利用付帯ですが、対象の支払いや補償する事故は同じではありません。
このページでは、海外旅行前に何をすればよいかを中心に説明します。Visa・Mastercardや、旧リクルートカードプラスの条件には読み替えないでください。
よくある質問
リクルートカード(JCB)の旅行保険は自動付帯ですか?
海外のホテル代だけを払えば対象になりますか?
出国後に初めてカードを使っても間に合いますか?
家族や子どもも対象になりますか?
海外での病院代も2,000万円まで補償されますか?
国内旅行の入院や通院にも使えますか?
事故が起きたら、何を残して連絡すればよいですか?
Q&Aの出典: JCB リクルートカード「保険のご案内」(PDF・冊子3〜8、17〜18ページ)/家族会員の適用条件
海外の治療費は100万円限度。死亡補償と分けて見る
旅行中の病院代を考えるときは、「最高2,000万円」よりもケガ・病気の治療費用の欄を見ます。次はリクルートカード(JCB)の海外旅行傷害保険の主な限度額です。
| 補償項目 | 限度額 | 数え方・主な条件 |
|---|---|---|
| ケガの治療費用 | 100万円 | 1回の事故につき |
| 病気の治療費用 | 100万円 | 1回の病気につき |
| 傷害による死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 後遺障害は程度に応じて判定 |
| 賠償責任 | 2,000万円 | 1回の事故につき |
| 携行品の損害 | 20万円 | 1旅行につき。1品などの別上限あり。自己負担は1事故3,000円 |
| 救援者費用等 | 100万円 | 保険期間中の合計 |
出典: JCB リクルートカード「保険のご案内」(PDF・冊子5〜6ページ)
金額は補償の上限です。実際の支払い可否・金額は、事故内容、対象費用、約款などで決まります。
限度額だけでは分からない条件
同じ「ケガ」でも、旅行中の事故と治療を受ける時期などに条件があります。病気も、発病・原因の発生・医師の治療時期に条件があります。旅行前からの病気や、すべての医療行為を一律に対象と考えないでください。
携行品は1旅行20万円に加え、保険期間中の合計が100万円、携行品1つ(1点または1対)が10万円限度です。自己負担の3,000円は1回の事故ごとにかかります。対象外の品物・事故や、旅券などの別条件もあります。
「保険期間中」は1回の旅行とは別の集計単位です。複数回の旅行で請求する場合は、集計する期間と残りの補償枠を保険窓口へ確認してください。
賠償責任は、人にケガをさせたり他人の物を壊したりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の所定の補償です。救援者費用等は、捜索・救助や、現地へ駆けつける家族の交通費など、所定の費用が対象になる項目です。
現地で使っていた品物の携行品補償と、カードで買った商品のショッピング保険も別の仕組みです。
各項目の対象範囲や請求条件は、JCBのカード付帯保険一覧で「リクルートカード」を選び、「保険のご案内」を確認します。旧リクルートカードプラスや他のJCBカードの条件を使わないでください。
旅行前に払うなら、航空券や空港までの交通費
出国前に、本人が利用する航空券や空港へ向かう電車などの対象料金をリクルートカード(JCB)で払っておくと、出発後の支払い忘れを防げます。ポイントが付く支払いと、旅行保険の利用条件になる支払いは別に考えます。
対象となる支払い
- 本人が搭乗する飛行機、電車、バス、タクシーなど、所定の公共交通乗用具の料金
- 本人が参加する募集型企画旅行の料金。ただし、日本出国前にカードで支払ったもの
募集型企画旅行は、旅行会社が日程・交通手段・宿泊先・料金などをあらかじめ決め、参加者を募集する旅行です。「ホテルと航空券を別々に予約した」というだけで、これに該当するとは限りません。
海外の利用条件にはならない例
- ホテル単体の宿泊代だけをカードで支払う
- レンタカー代だけをカードで支払う
- 予約サイトへカード番号を登録しただけで、対象料金はまだ支払っていない
出典: JCB 海外旅行傷害保険の利用条件・公共交通乗用具の説明/JCB 所定の旅行料金の説明
出国後のカード払いは、その時から。期間は延びない
出国前に利用条件を満たしていなくても、海外で本人が使う対象の公共交通乗用具の料金をカードで払うと、その支払い時から補償が始まります。「先に事故が起きたので、後から交通費を払う」という順番では、その事故を対象にできません。
また、出国後に払った日から新たに3か月へ延びるわけではありません。出国前・出国後どちらの支払いも、終了の上限は日本出国時から3か月後の24時です。帰宅などで、それより先に補償の対象となる期間(責任期間)が終わる場合もあります。
日本国内の移動を含む責任期間の詳細
責任期間は、海外旅行のため日本国内の住居を出発してから住居に帰着するまでの旅行のうち、日本を出国した前日の0時から、日本に入国した翌日の24時までの範囲です。対象料金をカードで払った時以降に限られ、上記の3か月の限度も適用されます。
住居を出た後、空港へ向かう途中で初めて対象交通費を払った場合も、補償はその支払い時以降です。出国前の支払いでも、住居を出た時点へさかのぼるわけではありません。
出発よりかなり前の前泊や、長期滞在を含む予定では、「航空券を払ったから旅行日程の全部が対象」と自己判断せず、出発前に保険窓口へ日程を伝えて確認してください。
出典: JCB リクルートカードの適用条件・責任期間(PDF・冊子3ページ)
家族カード会員は対象。カードを持たない子どもは別
リクルートカード(JCB)の対象者は本会員と家族会員です。家族カードを持っている人と、カードを持たずに同行する家族は分けて考えます。
- 家族カードを持つ配偶者など:その人の対象旅行料金を、本会員または家族会員のカードで払うなどの利用条件を満たせば対象です
- カードを持たない子どもなど:家族特約がないため、本会員のカードで旅費を払っただけでは対象になりません
家族カードの発行条件・請求やポイントのまとまり方は、リクルートカードの家族カードで説明しています。家族それぞれの対象可否を旅行前に整理することが大切です。
出典: リクルートカードの対象会員/JCB 家族会員の利用条件
国内は死亡・後遺障害の補償。ケガ全般ではない
国内旅行では、事前に対象料金をカードで払った場合の、所定の事故による死亡・後遺障害が最高1,000万円です。海外にある治療費用の100万円限度を、国内の入院・通院にも使えると考えないでください。
- 対象の交通費を事前に払った、公共交通乗用具への搭乗中の傷害事故
- 予約した対象宿泊費をチェックイン前に払った、旅館・ホテル滞在中の火災・爆発による傷害事故
- 料金を事前に払った、宿泊を伴う募集型企画旅行への参加中の傷害事故
たとえば、個人旅行でホテル代を払っていても、観光中の転倒や病気がすべて補償されるわけではありません。ホテル滞在の補償も、火災・爆発による傷害事故という範囲です。
出典: JCB リクルートカードの国内旅行傷害保険(PDF・冊子7〜8ページ)/国内旅行の補償一覧
出発前に支払い記録と連絡先を保存する
- カード払いの記録を残す:旅程、搭乗者、対象料金、カード払いしたことが分かる明細・領収書などを保管します
- 連絡先を保存する:JCBのカード付帯保険案内から、旅行先に応じた保険窓口を確認します。スマートフォンで開ける状態にしておくと、現地で探し直す手間を減らせます
- 事故後は早めに相談する:受診・支払いの記録や、盗難時の警察への届出など、必要な資料を窓口へ確認します。書類を処分したり、帰国後まで連絡を先延ばしにしたりしないでください
出典: JCB 保険会社の連絡先・カード付帯保険の確認方法/保険金の請求手続き・必要書類(PDF・冊子17〜18ページ)
補償限度額は医療費の見積額ではありません。渡航先や滞在日数、持病、ほかのカードの補償も確認し、このカードの付帯内容だけで足りるかを判断してください。
申し込むなら、旅行以外の使い方も合わせて選ぶ
リクルートカード(JCB)は、本会員の年会費が0円で、年間利用額による無料条件はありません。ただし「年会費をかけずに持てること」と「今回の旅行で利用条件を満たすこと」は別です。
発行を検討する場合は、JCBブランドの年会費・ポイント・注意点も合わせて確認してください。買った商品の破損・盗難は、別制度のショッピング保険で整理しています。Visa・Mastercardを使いたい場合は、ブランド別の違いと各発行会社の条件を確認します。
まとめ|対象交通費のカード払いを旅行前に済ませる
- 海外旅行保険を使うなら、航空券などの対象料金をリクルートカード(JCB)で払う
- 出国後に初めて対象交通費を払う場合、支払い前の事故にはさかのぼらず、出国から3か月の終了上限も変わらない
- 海外の治療費はケガ・病気それぞれ100万円限度。死亡・後遺障害の最高額とは別
- 家族カード会員も条件つきで対象。ただし、カードを持たない家族への家族特約はない
- 国内は所定の事故による死亡・後遺障害の補償で、国内の入院・通院費用は対象ではない
本記事の内容は各公式サイトで確認した情報(確認日: 2026-09-03)にもとづくクラベカ編集部の整理です。補償内容・利用条件・責任期間は変更される場合があります。実際の支払い可否・金額は、保険のご案内・約款と事故内容にもとづいて判断されます。
申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。